自分が経験したわけでもないし、知る限りでは周りにもいなかった。
だから早速ネットで調べてみたのだけど。
結構難しい言葉が並んでる。

2月ぐらいにメールした時には、元気だと言ってたっけ。
でも「呑む気分じゃない」と呑み会を断られたんだ。
Nちゃんの死から立ち直っていたのかと思っていたけど、実は調子が悪かったのだろうか?

実家から職場まで、わずか2kmあまり。
その中間あたりに部屋を借りて一人暮らし。
でもひとりでいるのが怖くて、毎晩スケジュールをいれてる。
バレーボール、バドミントン、スナックのバイト・・

体調が悪くて病院に行ってみたらわかった。
もちろん、いきなり精神科に行ったわけではないらしいが。
でもちゃんと病院に「掴まった」だけでも良かったと思える。
以前うつの話をした時には
「薬に頼るのは怖い」
なんてことを言ってた。

うつ治療の第一の障害は「精神科」「精神病」というものへの世間の偏見と、薬への誤解。
私はそう思っている。

Fの治療にも、もっとも大きな障害がある。
親、特に母親。

Fの過去のうつや現在のPTSDに全く対して全く理解がないようだ。
むしろ「恥ずかしい」とさえ思っているらしい。
どう考えても、彼女の病気の根本的原因は「Nちゃんの死」ではなく、母親なのだ。

兄、姉、そして彼女。
昔から彼女に対してだけ、
「おまえなんか産むんじゃなかった」「おまえは拾ってきた子だ」「おまえはかわいくない」
などと言ってきた。
毎日喧嘩が耐えない、というわけではないが。
小さい頃、そんな親が嫌で家出をしたが、迎えに来たのはおばあちゃんだった。

彼女の両親は小さな会社を経営している。
従業員にも毒舌。
だから女性事務員がどんどん辞めていく。

母親の愛情に飢えた娘。
娘を罵倒する母親。
それでも娘は母親を捨てることはできないのだ。
こんな時に母親は我が娘をしっかりと抱きしめてあげなければいけないというのに

Nちゃんの自殺については、彼女の中に自責の念があるのだと思う。
Nちゃんもうつだった。
断定的に言ったが、病院で診断を受けたわけではない。
でも、明らかにうつの症状が出ていたし、親戚にもうつになっている人がいた。
自殺の引き金になったのも、親戚の女性の自殺。

彼女はNちゃんから相談を受けていた。
仲のいい友達にも相談してなかったことを相談されていたと後で知り、助けてあげられなかったと悔やんでるのだろう。

彼女の携帯にはまだ、Nちゃんからのメールが残っている。



コメント

しおん
しおん
2006年5月6日0:55

こんばんは。
私もパニック障害で心療内科に通っています。
当時の私も「精神科」と「薬」にものすごい抵抗が
ありました。
そして自殺も考えたことがあります。
その時、行こうと思えたことが、今となっては
幸いだと思ってます。
今は薬と上手に付き合って、毎日を過ごせてます。

心療内科も薬もちゃんと向き合っていけば
恐いものではないです。

病気に苦しみ、それを周りが理解してくれないのは
つらいと思います。
でもこういう病気は特に、なった人にしかわからない
ところがあると思うのです。
自分の体を守るのは自分です。
Fさんも病院に行く一歩を踏み出したのですから
ちゃんと薬を飲んで、快方に向かうと良いですね。

そう心から願っております・・

ダリア
ダリア
2006年5月7日12:26

薬飲んでちゃんと眠れてるようなんで、とりあえず一安心
でも、親が理解ないって、やっぱり悲しいですよね

うちのオヤジも、(家族を含め)ひとの病気には理解がないので、そういう人はたくさんいるんですよね
その人の育ってきた生い立ちによるものだから、仕方ないんでしょうけど・・・

ご心配いただき、ありがとうございます^^
しおんさんも問題をひとつずつクリアされて、笑顔いっぱいの毎日を送れるよう、お祈りしております。