ちょうどドキュメンタリーのような番組を観たばかり。


(この記事にもあるが)関係者は「それぞれの事情があるので仕方ない」と

帰国する者への理解を示す(建前ではあろうが)。

しかし、しかしなのだ。


番組では二人の男性を追った。

受け入れ施設での仕事ぶりはまぁまぁだったが、

自分の部屋へ帰っても試験勉強の素振りもない。


そして、試験に落ちたほうの男はこう言ったのだ。

「(初めから)稼ぐために来たのだ」と。

こんなことあるかい!!


制度上の問題であることは言うまでもない。

何の為にこういう形で受け入れているのか、彼らは説明されていない。

(まぁ正直、日本の事情なんてどうでもいいのだろう)

しかし、しかし。


試験合格の為に、受け入れ施設側や周りのスタッフがどれだけ協力、応援してくれたのか。

もちろん、全員がこの人物ような考えであるわけではない。

(ただし、「当て」にして来ている者は少なくないはず)

そうは思っても、なんだか悲しい。


言葉や習慣だけの問題だけではない。

どういう人を受け入れるか。

そこは考えて欲しい。

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