たぶんまだ小学生だった頃の話です。
ある土曜日、午前の授業を終え、
家にカバンを置くとそのまま友達の家まで行きました。
キッチンのテーブルの上にはラップをかけた皿がポツンとひとつ。
それがその友達の昼食だったようです。
彼が食べ初めたので、何かと見てみてビックリ!
そ、それは、具も何も全く入ってないホンコンやきそば・・・
それはそれは衝撃でした。
だって彼のお母さんて、
ローカル雑誌(?)に載るくらい料理で有名(?)な人だったんですから。
現在ならまだしも、
およそ30年も前に、家庭でアイスクリームやヨーグルト、お菓子を作っては
雑誌で紹介されてました。
(あくまでも、ローカルでマニアックな雑誌ですが・笑)
おそらくこの頃既に、アイスクリーマーは存在してたかと思います。
でも当然今のようには手ごろな代物ではないでしょう。
しかも、こんなド田舎で。
本当に、子どもながらに衝撃を受けました。
せめて目玉焼きくらいつけてやりゃいいじゃん!と(爆
(貧乏でもないのに。
そういえばこの家には、卓球台やパソコン以前の“マイコン”まであった)
うちでさえ、母親がつくるインスタントラーメンには卵が入ってましたよ。
今でも時折思い出します。
“作り置き”で冷め切った、具無しのホンコンやきそばを。
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